日本キリスト召団ニューヨーク教会(Japan Ecclesia of Christ in New York 「JEC-NY」)は、イエスキリストに接ぎ木される事で、互いに愛し合い、平和を推進することを、隣人や世界中に対して 実践する事を願う、共同生活を基本にしたキリスト教会です。
早朝のデボーションから始まる秩序ある規則正しい生活により、人は掃除、炊事、日常の雑務等を通して互いに助け合い、愛し合うことが出来るようになる。共同生活による聖書的生活実践は、異なる者が互いに愛し合って一つとなる世界を造る事を実現させ、 神の国において神の子となる基盤ともなります。
信仰が何にもまして最優先され、生活と仕事が信仰の後に続く、「信仰、生活、仕事」、この順番が実生活の上で最も重要であり、イエスキリストが戒めている事でもあると私たちは信じています。
日本キリスト召団は1962年に小池辰雄によって創設されました。小池辰雄は、無教会派を進展させた内村鑑三の弟子の一人ですが、12の召団を日本全国に設定しました。召団の中の一つ、札幌キリスト召団が1982年に創設され小池の弟子である水谷幹夫が責任者と任命され今日に至ります。札幌キリスト召団は小池の意思を継いで2019年春、日本キリスト召団と改名し認可されました。日本キリスト召団ニューヨーク教会(JEC-NY)は日本にある日本キリスト召団の教会の一つで、2018年10月に正式に認可され、2019年6月には米国連邦政府から税金控除認定を取得しました。
聖書は、著者が神の霊に導かれ、間違いの全くない完全な神の言葉として書かれたものであり、旧約聖書も新約聖書も不変の権威あるものである事を私たちは 信じます。
神は唯一で、三位一体である、父なる神、子なる神、聖霊なる神が存在する事を私たちは信じます。
主なるイエスキリストは永遠に存在する神の子であること。処女マリアから生まれ、一切の罪がなく、奇跡と不思議としるしを行い、私たちの罪のために十字架に架かり死んで葬られ黄泉に下り、三日目に復活し、神の右の座にいること。権威、力、栄光を携えて再臨される事を私たちは信じます。
聖霊は、キリストを信じる全ての人への神からの約束であり、慰め役、導き役となり、実を生じさせ、罪から離れ悔い改める人へ与えられる霊的恵みである事を私たちは信じます。
救いは、神からの一方的恵みであり、罪の悔い改めとイエスキリストを信じる個人的な信仰によって与えられる事を私たちは信じます。この信仰は隣人を自己犠牲によって愛し、神を賛美し褒めたたえ、神の栄光を待ち望み、私たちが聖霊によって聖化される過程で顕現される事を信じます。
救いは一過性の事ではなく、イエスキリストを救い主として口で告白して信じ、信頼し、従い続けることがキリスト者に与えられた使命であり、生活実践する事を戒められている事を 信じます。
互いに愛し合うこと、これをイエスキリストが戒めとして残されたこと、神を愛し隣人を愛すること、これが律法の全てであり掟である事を信じます。
日曜礼拝: 5:30am - 7:00am
聖餐式: 7:05am - 7:20am
愛餐朝食: 7:30am - 8:00am
日曜の聖日礼拝へは、民族人種、信仰信条、性別、性的志向、年齢、国籍、精神的・肉体的疾患を問わず、区別差別なく参加出来ます。ただし礼拝説教、賛美、聖餐式は日本語で行われます。現時点では通訳はいません。
JEC-NY教会では、日曜日を除く月曜~土曜の毎日、聖書の学びが開かれています。教会のあるPine Bush, NYでの家庭集会形式の学び(水曜と土曜)及びZoomによる遠隔地を繋いだ学びが行われています。Zoomは顔と顔を合わせる臨場感と緊張感があり、どの学びでも参加者は真剣に、かつ献身的に取り組んでいます。学びは聖書を基礎にしながら、オズワルトチェンバースの本の読書会やルターの信仰者の自由を用いて、それぞれの意見交換と分かち合いを行い、執り成しの祈りを行います。
聖書の学びは、信仰を持ちたいと願う求道者から、信仰歴数十年のベテラン信仰者まで、信仰を育てるためには不可欠な要素と考えます。信仰を歩む上で、賛美、祈り、聖書の学び、愛の実践という4輪の重要な1輪が学びです。
茶道・バイブルサロンは現在休止しています。
日本が誇る伝統芸術である茶道とキリスト教精神に共通点が多く見られることから、茶道を学ぶことで日々の活性を、キリスト教の聖書を学ぶ事から人生への方向性を学ぶことを茶道・バイブルサロンとして企画し開催します。千利休流派の茶人による茶道の点前・所作の教えと茶道にまつわる由来などの話。ニューヨーク恵泉塾の塾頭による聖書のメッセージ、茶道とキリスト教の関係性の話。茶菓と歓談。
参加無料、茶道経験者・未経験者、信仰者・未信仰者どなたでも歓迎します。ただし場所と準備の都合上、人数制限を予めさせて頂きますこと、ご了承下さい。
申し込み、問い合わせはinfo@jec-newyork.com 若しくは914-261-6472
私たちの信仰の基盤は以下に明記する事が出来ます。
教会はこの地上においてイエスキリストを表す場所であり、父なる神の監督と支配下にある。宣教は神の啓示により、神から定められた霊的指導者である牧師によって教会の立ち上げ、救いへの導き、信徒の霊的指導、聖書説教、賛美、及び愛する実践を行う事を主題とする。
私たちは地下水、大きな教会堂を建設したり、注目を惹く伝道イベントを企画推進したりすることよりむしろ、人が命の泉をくみ上げ明るい笑顔で生活する事への地道な地下水的役割を担っている。
私たちはイエスキリストの十字架の贖いによる勝利に立って、敵であるサタンの力、罪、貪欲、欺瞞偽証、病気、苦悩、霊的死から完全に解放されている事を信じます。
JEC-NYでは二つの霊的儀式を執り行います。
1)洗礼式:罪を悔い改めイエスを信じる信仰の告白により、父なる神、子なる神、聖霊なる神によって救いが与えられる事を公に示す儀式。
2)聖餐式:私たちの罪のために十字架に自ら架かられたイエスキリストの自己犠牲を覚え、イエスの身体であるパンを割いて食べ、イエスが流した血であり私たちとの契約の印であるワインを飲む儀式。
イエスキリストに接ぎ木された真実な信仰生活は、日々のデボーション(聖書の真読・身読)、絶え間ない祈り、全ての事への感謝、神と共にいる喜び、そして自己犠牲を伴う愛の実践の中にある事を私たちは信じます。
JEC-NYでは人生の波止場であり人生の学び舎である恵泉塾活動を行っています。大海の荒波で傷ついた舟が、修理と補強と補充のために入港する波止場の様に、人生に疲れ果て、重荷を負って倒れた人が、愛し合う共同生活を通して新しい命を得ることの出来る場所、聖書の言葉に忠実に従って生活し、異なる者が互いに愛し合って一つとなる場所、命の泉の湧きいでる場所、これが恵泉塾です。ここには聖書の神が諭す、神への賛美、祈り、聖書の学び、愛の実践が日常生活の中で実行されています。
恵泉塾に滞在した多くの人々が世俗にはない、何か聖的な空気を感じる、と言い残しています。
恵泉塾は1995年に人里離れた北海道余市の山中に、水谷幹夫牧師と家族によって始められ、現在余市恵泉塾は70~80の大所帯となり、日本全国沖縄から北海道まで14ヵ所(2019年時点で)及び米国にまで裾野を広げる様になりました。ニューヨーク恵泉塾はまだ小規模ですが、命の泉を求める人へ波止場を用意しています。
恵泉塾にこんこんと湧き出る命の泉は神様が恵みと憐れみによって与えて下さっています。
神から啓示を受けた御言葉クッキーの製造、NY恵泉塾の仕事として聖書の御言葉をクッキーの一つ一つに印字したユニークなクッキーが、信仰者、未信仰者を問わず世界中に届けられています。
御言葉クッキーの会社名は「ニューマクッキー」。ニューマはギリシャ語で息、風、聖霊の意味。
あなたの御言葉が見出された時 わたしはそれをむさぼり食べました。あなたの御言葉はわたしのものとなり わたしの心は喜び躍りました。エレミヤ15:16
クッキーは無農薬オーガニック食材使用、オーガニックの無漂白小麦粉、オーガニックのバター、オーガニックの砂糖、オーガニックの風味等。イタリア製グラナパダノチーズ使用のチーズクッキー、オランダ製カカオ使用のチョコレートクッキー、さらにバニラ、抹茶、柑橘風味の5種類から選べ、御言葉はローマ書、詩篇、励まし、慰め、愛、結婚、洗礼、イースター、クリスマス、弔い・お悔み等から選べます。英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語での印字が可能。